実績
ジェミックスは1968年の創業以来、PWHT(溶接後熱処理)を核とした熱処理技術一筋に取り組み、発電所やプラント、自動車、鉄道、航空宇宙まで、あらゆる産業分野の「焼鈍」を支えてきました。国内では神戸本社・東京支店・相生事業所、海外はシンガポール法人を拠点に、現場でのPWHT工事から焼鈍炉・高周波誘導加熱装置の設計製造、温度計測製品の提供まで、熱処理に関わるすべての工程を一貫して手がけています。ここでは、その実績の一部をご紹介します。
CASE STUDIES事業別の実績
大型圧力容器17基のPWHTのため、超大型仮設焼鈍炉を設計・製作
韓国・大宇重工業より、大型圧力容器17基の焼鈍工事について見積照会を受けました。試算の結果、恒久炉ではなく仮設炉を製作する方が大幅なコストセーブになると判明し、超大型の仮設焼鈍炉を提案。内法15m(幅)×15m(高さ)×30.5m(長さ)という巨大な炉でありながら、耐震0.3G・耐風速48m/秒という日本の建築基準法水準の仕様を満たして設計しました。
発電所・プラントにおける現場PWHT施工
発電所やプラント、建築資材、機械、鉄道、航空宇宙分野まで、あらゆる現場で溶接後の鋼材をPWHTにより焼鈍。1968年の創業当初、COOPERHEAT社とライセンス契約を締結し、日本におけるPWHT専門会社としての歩みをスタートして以来、国内外で数々の現場に対応してきました。
自動車部品 完成品検査用加熱炉の設計・製造
自動車部品の完成品検査工程で使用する加熱炉を、お客様の検査条件・仕様に合わせて設計・製造。用途に応じたオーダーメイドの炉づくりに対応しています。
発電用タービン 光輝焼鈍用大型真空熱処理炉
発電用タービン部品の光輝焼鈍(金属表面を酸化させずに焼鈍する処理)に対応する、大型の真空熱処理炉を設計・製造。電力インフラを支える基幹部品の品質を支えています。
高周波誘導加熱装置による非接触・急速焼鈍
金属自体に高周波の電磁誘導で渦電流を発生させ、ワーク自身の内部抵抗で自己発熱させる高周波誘導加熱装置による焼鈍に対応。変換効率92〜95%の高いエネルギー効率と、非接触・真空雰囲気にも対応できる加熱方式で、対象ワークに最適な焼鈍方式をご提案しています。
高精度な温度計測製品を国内にいち早く紹介
金属管内に熱電対を封じ込めたシース型熱電対や、ワークに直接蓄勢溶接で取り付けるペアーワイヤーなど、高精度な温度計測を実現する製品を提供。現在では熱処理現場で広く使われている耐熱材料の中にも、当社が日本にいち早く紹介した製品が数多くあります。

